2026年2月15日(日) 16:15
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【国内1本】ゴールデンブリッジ アヴァンギャルド 入荷しました【CORUM】

CORUM ゴールデンブリッジ オートマティック アヴァンギャルド 入荷しました

CORUMを象徴するコレクション「ゴールデンブリッジ」。その中でも、
現代的な進化形といえるモデル、ゴールデンブリッジ オートマティック アヴァンギャルドが入荷しました。
日本でたった1本しか入荷していない超希少モデルです。

ゴールデンブリッジが誕生したのは1980年。
当時の機械式時計の世界では、丸いムーブメントを中心に設計するというのが常識でした。ケースの形が四角であっても、トノー型であっても、内部には基本的に円形のムーブメントが収まる。時計の設計とは、ムーブメントという円形の機械をどう外装に収めるかという発想が主流だった時代です。
しかしゴールデンブリッジは、その常識を根本から覆す構造で登場しました。
ケースに合わせてムーブメントを収めるのではなく、ムーブメントそのものが時計の中心になっています。
横ではなく縦一列に配置された直線型ムーブメントは香箱、輪列、脱進機、テンプに至るまで、すべての機構が一直線上に。そのために、通常ムーブメントの部品数が約70個であるのに対し、ゴールデンブリッジは140もの細かなパーツによって構成されています。


↑ゴールデンブリッジ クラシック 究極のスケルトンウォッチともいわれるゴールデンブリッジの王道モデル

通常の時計では、ムーブメントはあくまでも裏方で、時計の顔は文字盤です。しかしゴールデンブリッジでは、そのムーブメント自体が文字盤となり、アイデンティティになっています。
一般的なスケルトン時計が機構を「見せている」のに対し、ゴールデンブリッジは機構そのものを造形として成立させている稀有な時計になります。
ここに、このコレクションの本質があります。
サイズや素材、ケースデザインは時代とともに変化していますが、「一本のムーブメントが中央を貫く」という構造だけは一度も捨てられておらず、誕生から40年以上経った現在も続いています。
ゴールデンブリッジは構造美を鑑賞するための時計、あるいは工芸品に近い存在として高い評価を受けてきました。

そして年月が経ち、構造として完成しているゴールデンブリッジをどう進化させるか?という岐路に立ったとき、コルムが目指したのが自動巻き化です。

↑2015年に発売されたゴールデンブリッジオートマティック(現在は終売)

一般的に自動巻き機構は、丸いムーブメントの中心にローターを配置し、回転ローターが回ることで、ゼンマイを巻き上げていますが直線ムーブメントがゆえにこの機構は使えません。
ムーブメントと一体化し、ムーブメントに沿って配置された重りが上下に動くことで、ゼンマイを巻き上げる構造になっています。

そして、その思想をさらに現代的な形で表現したのが、今回入荷したアヴァンギャルドです。

ロゴにも入っているアヴァンギャルドの文字
実は以前はコルムの創業地でもある、La chaux-de-Fonds(ラショードフォン) の文字が入っていました。しかし、新たなものをリスクをとってでも創造していくという思いから、現在はアヴァンギャルドに変更されています。

それほどまでに強い思いがある、この“アヴァンギャルド“を冠したゴールデンブリッジが新作なのです。

ゴールデンブリッジを再設計するにあたり、ただ、従来のゴールデンブリッジを単に現代風にしたものではありません。

根本である、直線ムーブメントという思想はあくまで変えず、現代的な立体構造の中で再解釈することにあります。

クラシックなゴールデンブリッジは、どちらかといえば彫刻的で、工芸的な美しさを持つ時計でした。

それに対してアヴァンギャルドは、同じ直線構造を持ちながら、空間の中で立体的に見せることに重点が置かれています。
最大の特徴は、トノー型ケースと本体左右を貫くパノラマサファイアです。

一般的な時計のケースは、ムーブメントを保護するための“箱”として考えられていますが、アヴァンギャルドはでは、ムーブメントを支えるフレームとして設計されています。
さらに全面左右のフレームを排除することによって、中央の直線ムーブメントが空間の中に浮かんでいるように見える構造になっています。いままでのゴールデンブリッジの「ムーブメントを前後左右から見せる」から、「ムーブメントそのものを感じさせる」に進化しています。

曲面サファイアクリスタル風防により、クラシックモデルよりも曲線的なケースに仕上がっており、中央の直線ムーブメントとの対比を生み出しています。
ケース自体もブラックDLCチタンとローズゴールドで作られており、チタンによる軽快さと、ローズゴールドの重厚感で対比を生み出しています。
これらの対比が、このモデルの立体的な存在感を形作っています。

アヴァンギャルドは、単なるケースデザインの変更ではなく、直線ムーブメントという思想を現代的に再解釈したモデルになっています。
クラシックが「構造そのものの純度」を体現した存在だとすれば、アヴァンギャルドはその構造をどう現代の腕時計として成立させるかという問いに対するひとつの答えです。

ゴールデンブリッジの思想を保ったまま、立体感、装着性、実用性を加えたモデル。それが、このアヴァンギャルドです。

動画を撮影しております。是非ご覧ください。


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