【商品紹介】クレドール　ジュリ限定

“日本最高級のウォッチブランドは？”と聞かれれば誰もが答えるであろうブランド『クレドール』。

クレドールは”夢”がある時計を多く作り続けています。
特にジュエリーをふんだんにちりばめたＪＵＲＩ（ジュリ）シリーズは
身に着けるひとを特別なステージに導いてくれるそんな魅力があります。
今回は、クレドールが2012年からスタートさせている、ジュエリー作家塩島敏彦氏とのコラボレーションモデルの1本をご紹介いたします。

品番：GTTE564　クレドール　ジュリ　価格：4,400,000円（税別）

塩島氏はジュエリー作家でありますが、いわゆるダイヤモンドやルビーなどの宝石を用いてリングやネックレスを作るといったジュエリーデザイナーではなく、
中世ヨーロッパの古き良き時代に流行したものを、現代という時間軸において、もう一度復活させることを得意としています。

1985年当時、美術館やアンティークジュエリー市場でしかみることが出来なかった、すでにヨーロッパで途絶えてしまった”ピクウェ”を100年の空白から再現することに成功するなどの功績を納めています。

そして、今回は”ミニアチュール”を時計の装飾に施している作品です。

ミニアチュールとは、古来より、写本や挿絵の装飾として描かれていた絵のことです。特に中世のミニアチュールは小さいものが多かったため、小さなサイズの絵や緻密な装飾を指してミニアチュールと呼ばれるようになりました。

さらに、塩島氏のミニアチュールは主に象牙（マンモスの牙）に緻密な装飾を施したレリーフを作り、それに磨き上げた水晶のレンズをかぶせることによって、宝飾品に仕立てる技法をとっています。こうすることによって、繊細な彫刻を大きくみせ鑑賞しやすい作品に仕上げています。

本作のレリーフは薔薇の花束。1本1本丁寧に彫られたバラは思わずため息が漏れてしまう美しさです。リボンにはブランド名クレド―ルの由来にもなった、crête dór（フランス語で”黄金の頂き”）を彫刻しています。そして、オーシャンブルーに仕上げられたマザーオブパールの背景が、繊細なミニアチュールをよりいっそう引き立たせています。ミニアチュールを大きくみせる凸型のレンズは、傷がつきにくいサファイアガラスを採用しています。傷がつきにくい＝加工が難しいサファイアガラスは、時間をかけて加工されているのです。