2022年11月17日(木) 12:31
  • 商品
  • 時計

【商品紹介】ヘルムレ ASTROLABIUM -天体時計-

ふと空を見上げれば澄み切った空に星や月が綺麗に見え、冬の始まりを感じさせる季節になってきました。
11月8日には、皆既月食+天王星食が日本各地で見られ大いに盛り上がり、しし座流星群は17日から18日にかけて見頃を迎えています。
私達の心を落ち着かせる不思議な力がある星空に、はるか昔の時代から寄り添ってきました。

天体をモチーフとし、機構そのものが1年で一周する置き時計 ヘルムレ ASTROBIUM。
ハナジマに実物をおいております。ぜひ、悠久の時をお過ごしくださいませ

【下記2021年の記事です】

新型コロナウイルスの影響により、外出する機会がへり、自宅で過ごす時間が少なからず増えています。
今回は眺めるだけで毎日の心を豊かにしてくれる素敵な置時計をご紹介いたします。

ASTROLABIUM(アストロラビウム・クォーツ) 22836-072987  天体時計

価格:495,000円(税込)

遥か昔から人々は宇宙に多くの想いを馳せてきました。
紀元前3000年には、1年間で見える星々が異なることに気づき、今でも私たちが触れることの多い黄道12星座を使っていたそうです。

その時代の天才達が自分たちが住んでいる地球が何かということを知りたい、または、宇宙というそのものを解明したいという熱い想いは世代を超えて受け継がれています。例えば、ケプラー、コペルニクス、ガリレイ、ニュートン、アインシュタインなどは、ぱっと名前が出てくる人物で、天文学に疎い人でさえも名前を聞いたことがあるでしょう。
こちらはそんなロマンあふれる宇宙を表現した時計です。

黄金の輝きを放つ太陽を中心に、地球と月が回っています。
こちらの時計はただオブジェとしてそれらが存在するだけでなく、最初に設定することによって実際の動きと同じ動きをする珍しい時計になっています。地球と月を動かすだけでも多数の歯車を使っており、時計としての造形美とクラシカルにまとめられた装飾が上品な雰囲気を醸し出しています。時刻を示しているダイヤルもツタをモチーフにした透かし仕様になっており、その空間から見える歯車を通して時を刻む時計の美しさを感じ取れます。

天体時計を説明するにあたり、月と地球と太陽の関係についておさらいしておきましょう。


地球は太陽の周りを1年で1周し、23.4度ずれた地軸を中心として1日(正確には0.997日)に1周しています。
その周りを27.3日かけて月が地球を一周しています。

上の図のように、月の満ち欠けは地球と月の位置関係によって決まり、約29.53日かけて変化しています。
ちなみに、先ほどの月の公転周期とおよそ2日間ずれているのは地球が太陽の周りを動いているためです。

それでは時計を改めてみてみましょう。


例えば、こちらは2021年5月26日。夜の8時頃をさしています。

多くの歯車の組み合わせで表示された、太陽と地球そして月の位置関係をみれば今夜は満月です。時計の上板には、月ごとに対応する星座達がクラシックに描かれ、空を見上げずとも悠久な時間を感じられます。一日の終わりをこちらの時計を眺めながら一杯というものもよいでしょう。

と、いいたいところですが、この日だけは是非空を見上げてください。
実はこの日は皆既月食が見られる珍しい日で、2021年はこの日しか観察できません。しかも、この日の満月は1年間で1番月が大きく見える”スーパームーン”。天気さえよければ全国各地で見られるそうなので、是非空をみあげて月の美しさ、そしてその先の宇宙の神秘に触れてください。

続いてこちらは10月15日の様子です。
日本はお昼の10時頃でしょうか。月は新月なので観察は難しいかもしれません。

さて、満月のときに見られる月食があれば、新月のときに太陽が月に隠れる日食という話になりますが、残念ながら2021年は日本で日食を見ることはできません。一番近くても2030年の北海道で金環日食。その次は2035年に北陸から北関東にかけて皆既日食が見られるそうです。


1日に1周する地球を毎日眺めながら、1年経つと気づけば太陽を1周している。。。なんと、ロマンあふれる時計でしょうか。
実際に機構自体が1年で1周するということで、先端に付けられた針で月日表示しています。天体時計ならではの対応する星座も描かれており、優しい雰囲気になっています。

ちなみに、私達の生活にも馴染み深いこの星座、自分の星座が誕生日には見ることはほぼできないものとなっています。
というのも、現在私達が使っている星座は”黄道12星座”と呼ばれており、1年における太陽の軌道上にある星座をそのときの星座としているからです。
太陽と同じ軌道ということは、太陽の延長線上にその星座があるということですから、日が出ている明るい時間にのみ観測できる→実質見ることができないというわけです。
昔と今で観測技術に若干の違いはあれど、大体半年ほどずれた時期がその星座の見頃となるわけです。

例えば、さそり座は10月24日~11月22日生まれの星座ですが、一等星のアンタレスを目印に夏に簡単に観測できる星座で、
逆に、しし座は7月23日~8月22日生まれの星座ではあるものの、しし座流星群は11月の中旬が見頃になっています。


こちらの時計は電池式なので、ゼンマイを巻く必要などがなく、一旦電池さえ入れれば日常のメンテナンスはほぼ必要ありません。
機械式時計は、テンプの動きの面白さや、ゼンマイの力でのみで動いているという”ロマン”がありますが、一週間に一度なり、ゼンマイを巻く必要があり腕時計などと比べてロングリザーブとはいえ、ある意味億劫でもあります。また、繊細であるが故に、壊れやすいというう弱点もあるため、電池式より目を配る必要があります。その点、気づいたらずっと止まったままであった…という悲しいこともありませんのでおすすめです。

是非興味のある方はお気軽にお問合せくださいませ。

ASTROLABIUM(アストロラビウム・クォーツ) 22836-072987
天体時計
価格:495,000円(税込)

ハナジマ
03-3652-8740
営業時間:10:00~19:00
火曜定休


-HERMLE(ヘルムレ)とは-

南ドイツ バーデンヴェルテンブルク州に拠点を置く”ヘルムレ”。1922年に創業以来、ケースやクロックムーブメントのパーツの製造から、組み立てまで全ての工程を自社にて一貫生産している数少ないメーカー。その優れた技術力と革新的な開発力は世界でもトップクラスで、世界中に多くのファンがいるほど。今回紹介したモデルはクォーツで動く電池式だが、ゼンマイの力を動力とする機械式の置時計の製造も得意とし、他のクロックメーカーにムーブメントを提供する超一流メーカー。

 

 

 

  • 高級置時計ヘルムレ
  • ヘルムレ歯車

ニュース一覧