2019年12月14日(土) 18:04
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【新作紹介】ダイヤモンドとパライバトルマリンの白鳥ブローチ

ハナジマが自信を持ってご紹介するジュエリーコレクションは、宝石の原石選び、オリジナルのデザイン制作、そしてつくりにこだわり、 当店の熟練職人が一つひとつ丁寧に作り上げた逸品です。

クオリティへの自信はもちろん、手にした時の手触り、着けた時の心地よさにこだわり多くの方に喜んでいただいております。

ダイヤモンドとパライバトルマリンの白鳥ブローチ1

今回はパライバトルマリンとファンシーカットダイヤモンドが目を引く、白鳥のブローチのご紹介です。

Pt パライバトルマリン:0.32ct ファンシーカットダイヤモンド:1.08ct ダイヤモンド:0.95ct アウイナイト:0.02ct 268万円(税別)

白鳥をモチーフにしたブローチです。
バレエ「白鳥の湖」に感化され、輝くダイヤモンドを羽にまとった優雅な白鳥を表現しました。
羽の2枚にはパライバトルマリンを使用しています。

1989年突如あらわれた「パライバトルマリン」はそれ自体が光源のようなネオンターコイズブルーの鉱物です。
34種のトルマリンの中でも、美しさと希少価値において頂点に立っています。

白鳥なら全部「白」で。ダイヤモンドで純白に輝くほうがよかったのではないか。どうして鮮やかな色石を留めたのか。
と考える方もいらっしゃると思います。
このブローチは白鳥の湖の主人公オデット姫を題材にしています。

悪魔に白鳥の姿に変えられたオデット姫の人間の姿に戻れる条件は
「まだ、女性を愛したことのない男性に真実の愛を永遠に誓ってもらう」でした。
オデット姫はジークフリート王子に愛を誓ってもらうものの、彼は翌日の舞踏会で
悪魔の娘で姫とうり二つの女性に愛を誓ってしまうわけです。
王子を信じきれなくなったオデット姫は湖み逃げ帰ってしまうのですが、オデット姫にもう少し
王子を信じる気持ちと強さがあったなら、もしかしたら呪いはとけたのではないかと思いました。

オデット姫の心の中にあるちょっとした弱さ、人間としてのもろさのようなものを、白鳥の中に表したいと思い、
その部分をパライバトルマリンで表現しました。

 

ダイヤモンドとパライバトルマリンの白鳥ブローチ2

目には、鮮やかなコバルトブルーの宝石が入っています。ドイツの西部アイフェル地方のみで産出される「アウィンナイト」です。
発見されたドイツ人鉱物学者の名前から命名されたアウィンナイトは、ラピスラズリの組成物の1つです。
アイフェル鉱山は商業的採掘が終了しているので、これからはさらに希少石となることでしょう。
同じような青い宝石、サファイアではなく、アウィンナイトを目に使用したのは「決別し、まだ見ぬ世界に羽ばたく」という石言葉をアウィンナイトが持っていたからです。
白鳥の湖のオデット姫にピッタリだと思いませんか。

ダイヤモンドとパライバトルマリンの白鳥ブローチ3

 

ダイヤモンドは上から見たときに円形のラウンドブリリアントカットのものが大半です。
それ以外のカットはファンシーカットと呼ばれます。
涙型のペアーシェイプカットや、長方形のエメラルドカットやバケットカット、正方形のプリンセスカットなどが有名ですが、
ハートの形や星の形にカットされたダイヤモンドもたまに見受けられます。
しかし、今回白鳥の胸元に配したのは「A」の形にカットされたダイヤモンドです。

ラウンドブリリアントカットのようなキラキラ間のあるカットではなく、透き通るスッキリとした煌めきのダイヤモンドです。
心臓の位置のダイヤモンドは純真で鏡のように澄み渡ったオデット姫の心を表現するのにぴったり!と思い留めさせていただきました。
一点物であるからこそ「想い」も込められます。

大きさは縦3.3cm横3.3cm程です。

ハナジマではお買い上げ頂いたルースを使ったオリジナルジュエリーの制作は勿論、
お持込み頂いたルースを使ってのジュエリー製作の他、リフォーム等の相談も承っております。
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